2017/1/23

社内にて

お客様の依頼

サンプル作成
サンプル作成
特殊枠の作成
特殊枠の作成

みなさんこんにちは。寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
すっかりお正月も過ぎて日々の業務に勤しんでおられると思いますが、弊社のスタッフも然り。自分の受け持っている仕事で忙しくしております。
そんな中、今日撮影した画像の1枚は新規問い合わせのお客様から依頼されたテスト縫いの場面。
そしてもう一枚はタジマ刺しゅうミシンのお客様から依頼された特殊な枠を作成している場面です。

サンプル作成では依頼を受けて送っていただいた画像から刺しゅうデーターを作成し、刺繍にします。データーを作って問題なく刺繍できたので『OK』というわけではありません。ここからお客様が使用したい生地や柄(デザイン)のサイズなどに合わせて最適化していきます。
因みに、画像に写っているスタッフはお客様から送っていただいたデザインから刺しゅうデーターを作成して、そこから更にサイズの違う4パターンの刺しゅうを行うサンプル作成をしています。今回はたてよこ3cmに収まるように作ったデーターを縮小していったときにどの大きさまでデザインを表現できるのかをテストしています。
縫った糸の詰まり具合(糸密度)などを調整して最適な度合いを探っています。

さて、右の画像では原反枠のサイズを測っているところです。この後、穴加工をしますが大きな誤差が出ないように慎重に穴をあけるポイントを探っているところです。

弊社では今回のようにそれぞれのお客様に最適な刺繍機や刺しゅうミシンの使い方をお客様と一緒に考えることを大切だと考えています。一昔前と違い、データー作成も簡単になり刺しゅうミシンの性能も随分向上したので誰でも簡単に刺しゅう加工ができるようになりました。しかし、それだからこそどのようにして差別化を計るかが重要になります。刺しゅうミシンをカスタマイズすることや、刺しゅうデーターを生地や糸に合わせて最適化していくことはより良い刺しゅう加工に必要なことですし、こうしたお手伝いをすることで少しでも皆さんのお役に立てればいいなあと、2つの画像を見て思いました。


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