2020/4/13

手作りネックウォーマー

刺繍機でボタンホールをつくる

本日の精研ブログを担当いたします三谷です。
よろしくお願いします。

日中は暖かくなってきましたが、朝夕はまだまだ冷えますね。
マフラーまでは必要ないけど首元が冷える、そんな季節にあったら便利なネックウォーマーをつくります。

つくり方は、フリース生地を中表に合わせ、返し口を残し周りを縫います。
返し口からひっくり返して、返し口を閉じます。
今回はボタンホールの部分を刺繍機でつくります。

ボタンホールのデータを作成します。

刺繍枠に生地をセットして、作成したボタンホールのデータを縫います。

ボタンホールのかがり縫い部分が縫いあがりました。

かがり糸を切らないように、まち針をセットし、リッパーを使って切れ込みを入れていきます。
最初はリッパーの針先を貫通させます。

横のかがり糸を切らないよう慎重に、まち針まで切れ込みを入れます。

ボタンホールができました。

ボタンを取り付ければ、ネックウォーマーの完成です。

家庭用ミシンなどでは、ボタン穴かがり押さえを使いボタンホールをつくりますが、今日は刺繍機でボタンホールを作りました。
ボタンホールの形はたくさんの種類があるのですが、データ次第で、かがり幅や糸密度や形状を変更できるのも刺繍機ならではですね。

来週は、ボタンホールのデータの作り方を解説します。

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