2018/3/14

刺しゅう産業のトレンドを捉えたプロのケア(活用支援)

精研の歴史で、最も厚く実績を重ねているのが、多頭機を中心とした産業用刺繍機の導入と保守です。これまでも国内外に多数の生産ラインを立ち上げてきました。
精研は、ただ機械を売るだけではありません。時代の中で市場もニーズも変化していきます。変化に対応し生き延びるためには、ハード・ソフト両面における適応が必要です。
精研には、皆さんの期待に応えるノウハウと環境があります。価値ある資産として、生産ラインを今以上に活用したいとお考えなら、ぜひ精研にご一報ください!

例えば、海外に刺繍ラインを設置しようとしたときのこと。国内では布を切るのに普通にハサミを使っていました。あたりまえのことですし、安価でもあります。しかし国によっては政情不安な地域もあり、万が一に暴動などが起きた場合は、ハサミが凶器になってしまいます。そこでハサミを使わずに自動的に布を切る裁断装置を加えることにしました。

また新しいニーズに対応したり、掘り起こすために、既存のラインを改造することもあります。帽子にロゴなどを入れてオリジナリティを高める際に、ときどき「つばギリギリまで刺繍できないか」といった声をいただくことがありました。そこで治具を加工して、それまでは不可能とされていた、つばギリギリに刺繍を施せるようにしました。

社内には、さまざまなニーズに対して柔軟に応えるために、木工や金属加工を施すための作業エリアがあります。すぐ隣には実験的な刺繍を行うための刺繍機が複数台あり、実際に手を加えた治具を設置して、実用に耐えられるかどうかの実験等を行います。ここでは通常は、対象外とされる布以外の素材にも刺繍を施すことがあります。

活用支援
活用支援

現在、精研が異業種や新市場で高い対応力を発揮できるのは、長年に亘って多頭機に関わる各種のご要望に応えてきたからです。お客様は私たち以上に、どうしたら自分たちの設備を活かせるのかを考えていらっしゃいます。

その声に応え、新たな成長のお手伝いをするのが私たちの役割です。どうぞ私たちに課題を与えてください。そこからが未来のスタートです!

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