「中古で彩（SAI）を購入する前に知っておくべきメンテナンスの注意点」

「彩（SAI）をネットオークションや中古で見かけたけど、これって買っても大丈夫？」
最近、そんなご相談をいただくことが増えています。
彩は非常に優れた刺繍ミシンですが、購入ルートによってはメンテナンスやサポート面で思わぬ落とし穴があるのも事実です。
この記事では、リセール品の注意点や、安心して彩を使い続けるための選び方について、精研の立場からお伝えします。

近年、業務用刺繍ミシン「彩（SAI）」がフリマアプリやオークションサイトなどで出回るようになってきました。お手頃な価格に見えることから、こうしたリセール品を検討される方も少なくありません。

ですが、リセール品の購入には“見えにくいリスク”があることをご存知でしょうか？

タジマの「彩」は業務用ミシンとして非常に優れた耐久性を持っています。実際、私たち精研の現場でも、彩が壊れて修理対応となるケースは非常に稀です。

とはいえ、それでもミシンは機械です。トラブルがゼロとは言い切れませんし、ちょっとした調整や点検が必要になることもあります。

問題はここからです。リセール品、特に他店で販売された彩や個人売買されたものについては、以下の点に注意が必要です。

購入元の販売店以外ではサポートを受けられません
修理対応を依頼する場合は出張費・作業料ともに有償になります
販売店独自の保証や定額サポートは引き継がれません。
つまり、万が一のときに「どこにも頼れない」「高額な修理費がかかる」という事態になりかねません。

リセール品を買うこと自体が悪いわけではありません。

ですが、業務用刺繍機という性質上、「もし故障したらどうするか」まで考えた上での購入をおすすめします。

価格だけで判断せず、サポート体制の有無を含めて検討することが大切です。

彩をご検討中の方に、私たち精研からのご案内です。

精研では、彩を新規でご購入いただいたお客様向けに、業界初となる「あんしん定額サポート」をご用意しています。（※任意加入）

これは、年間定額で出張費・点検費用がカバーされる安心のメンテナンスプラン。万が一のトラブルがあっても、余計なコストや心配を抱えることなく、プロのサポートが受けられます。

私たち精研は、創業以来50年以上にわたり、タジマ刺繍機を取り扱ってきました。特に多頭機のメンテナンスを通じて培った確かな技術力とノウハウは、彩のサポートにも活かされています。

これまでに累計2万台以上の刺繍機を整備・点検してきた実績が、その信頼の証です。

彩は素晴らしい刺しゅうミシンです。だからこそ、安心して使い続けるためには「どこで買うか」が重要です。

リセール品を選ぶ場合は、サポートがないリスクを理解した上で慎重に。
一方で、精研からのご購入なら、安心の定額サポートとプロの技術で、長く快適にご使用いただけます。

彩の導入をご検討中の方は、ぜひ一度、精研にご相談ください。