2020/7/31

刺繍フォント

フォントの種類や概要を紹介します

刺繍フォント数の数はすごく多い

こんにちは、本日の精研ブログを担当いたします大森です。
よろしくお願いします。

最近、新規のお問い合わせが多くお客様がご来社される頻度が多くなっております。
そん中、来社されて説明する際によくご質問頂くのがネーム刺繍(名前刺繍)の話です。
様々なアイテムに名前やイニシャルを刺繍することによってオンリーワンのアイテムになります。

やり方も勿論のこと、どのようなフォント(書体)がありますか?という質問を頂くことが多く感じます。

※ネーム刺繍のやり方は過去の記事で紹介しています。→  こちら

ここでいうフォントとは「刺繍データとして既に作られたフォント」です。
  
そこで今回はネーム刺繍を検討しておりフォント(書体)を確認したい方や興味がある方、そうでない方々にもフォントの詳細についてのご紹介しようと思います。

ソフトによってフォント数が違う

まずフォントは多い物で200書体以上あります。
実はパンチングソフトによってフォント内蔵数が違います。
※ソフト名称からメーカーHPに移動します。

「TAJIMA Writer PLUS」 アルファベットフォント 31種類

「オートグラフ」  アルファベットフォント 200書体以上

「TAJIMA DG16 by Pulse」  アルファベットフォント 180書体以上

書体を変えても言葉の意味は同じですが使われる場面によってはフォントの指定があったり、フォントによっては文字の印象が変わってきます。

数も多いので一部ですがご紹介します。

このようにブロック体、筆記体、オールドイングリッシュは勿論ですがモチーフのような可愛らしい物あります。
ただし、このフォントも全てのソフトに同じように内蔵はされていません。
ソフトによってはあるフォント、ないフォントもありますので気になった方はお問合せ下さい。

タジマ製のパンチングソフトは漢字フォントが付いている

タジマ製のパンチングソフトには初めからいくつかの漢字フォントがついております。

こちらが初めからついている標準フォントです。
最近のネーム刺繍の主流は楷書体と太ゴシックです。
実際は特別なお仕事(業種)やこだわりがなければ2種類の標準フォントで皆さんご使用されていることが多いです。
これ以外の日本語フォントも勿論あります。

行書体:武道具関係のユーザー様がよく使用される書体です。

明朝体:高級感のある落ち着いた文字でありよく新聞とかで使われるイメージです。
今と違って昔のネーム刺繍は明朝体が主流でした。

丸ゴシック体:道路標識や看板で使用されているイメージです。
通常のゴシック体に比べてより丸みがあり可愛らしい文字となっています。

勘亭流体:歌舞伎や相撲関係で使われているイメージの文字です。

スポーツ(SP)楷書体、縁アリ:通常の勘亭流より丸みを帯びた印象のフォントです。
また日本語フォントの中で唯一の縁があるフォントでもあります。

オプションフォントは実はお得!!

日本語のオプションフォントには別途費用が掛かってきます。

「行書体」「明朝体」「丸ゴシック体」で¥100,000.-(税別)

「勘亭流体」「スポーツ楷書体」「スポーツ楷書体(縁)」で¥100,000.-(税別)

また日本語オプションフォント6書体同時購入で¥180,000.-(税別)となります。

皆さん正直高いと思われましたか。
高いと感じる方が多いと思いますがよく考えてみてください。

これは普通のフォントではなく「刺繍」のフォントです。
全部の文字が糸の向き、縫い順番などが最適化されています。

漢字も常用漢字や人名用漢字で約3,000文字といわれています。
旧字等の特殊な感じも含めるともうちょっと多くなるかと思います。

これらの数の文字が全て刺繍用のデータに作成済みのフォントと考えると如何ですか。
決して高くない金額であると思いませんか。
全て一から作るとなると途方もない時間が必要になります。
使いたいフォントがある方にとっては実にお得ではないでしょうか。

※タジマ製パンチングソフトでは旧字や特殊な字なども対応しており、その中の楷書体であるなら約6,000書体あります。

これだけ多くのフォントがあってもこだわりやお仕事によってはまだ足りないという方もいるかもしれません。
そんな方にまた違う方法で色々なフォントを使い刺繍にするやり方をご紹介したいと思います。

ご興味がわいた方、フォントを見たい方まずはお問合せ下さい。
是非、オンリーワンのアイテムを作って世の中に刺繍を一緒に広げませんか。

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