2024/11/29

DG.NET SaaS講座 1.写真を撮る

DG.NET SaaSやShopifyを使用したネットショップ構築の登録の方法を説明します。

こんにちは。株式会社精研の八田です。

DG.NET SaaS講座 第1回、今回は「写真を撮る」です。

今回はDG.NET SaaSやShopifyを活用してネットショップを構築する際の第一歩、「写真を撮る」についてご紹介します。
今回からの「DG.NET SaaS講座」ではこの白い帽子を一例にして、実際にネットショップで販売するまでの過程をご紹介いたします。

写真の重要性

ネットショップでは、商品の写真がその商品の「顔」となります。
魅力的な写真はお客様にとって購買意欲を引き出す大きな要素です。だからこそ、写真撮影は非常に重要な工程です。
この記事では、私が実際に行っている撮影方法を例に、撮影する際のポイントをお伝え致します。

Step 1:撮影スポットを作る

まずは撮影スポットを作りましょう。背景を工夫することで、商品が際立ちます。

「撮影スポットの作り方」
私たちの撮影環境はとてもシンプルです。黒いフェルトやパンチシートを使い背景を作っています。背景をアプリで加工する方法もあると思いますが、最初の画像は加工なしのものを使っています。

Step 2:撮影準備を整える

商品を撮影する前に、以下の点を確認します。

商品の汚れやシワをチェック:細部まできれいに整えましょう。
商品の形を整える:帽子の場合、形が崩れないように中に詰め物を入れています。

「帽子の形を整える工夫」
私は梱包用のプチプチを集めて帽子用の詰め物を手作りしました。見た目が似ているので、この詰め物を「脳みそくん」と親しみを込めて呼んでいます(笑)。

Step 3:写真を撮影する

いよいよ撮影です!商品の一番良い「表情」を見つけることを心がけましょう。

撮影のポイント
角度を変えて撮影する:私は帽子の場合、ななめ45度からの写真が一番いい顔だと思っています。
自然光を活用する:蛍光灯だけでなく、太陽光を使うとより自然な生地感やシルエットがより鮮明に写ります。
複数の写真を試す:いろいろな角度や光の加減で試してみましょう。

実際の撮影風景
撮影時の姿勢はこんな感じです。「へっぴり腰」ですが、楽しんで取り組んでいます!

Step 4:画像編集を行う

撮影が終わったら、必要に応じて画像編集を行います。
私は基本的に編集せずそのまま使うことが多いですが、帽子の正面写真だけは編集が必要でした。その理由についてもお話します。

正面写真の加工に至った理由
下の写真は実際に帽子を正面から撮影したものです。
この写真をご覧になって、どのように感じますか?
帽子のつばが長く見えると思いませんか?

DG.NET SaaSで刺繍データを入れる際には正面写真が非常に重要になります。
特に重要なのが、実際に刺繍デザインを配置するおでこ(前立て)の部分です。
しかし、これが何度撮っても、どんな角度から撮っても、つばが目立ち過ぎてしまい納得のいく写真が撮れない事に気が付きました。(詳しくは今度別記事で紹介します。)
この課題に直面し、私たちはついに写真編集という選択をすることにしました。

正面写真編集のポイント
帽子の正面写真で最も重要なのは、前立て部分を際立たせることです。そのため、以下の編集を行っています。

つばの長さを調整
つばが過剰に目立たないよう、バランスを取ります。
背景の切り取り
目立たせたい部分が鮮明に見えるよう、背景を工夫します。

これらの作業は社長が担当してくれており、具体的な編集方法を動画で公開していますので、せひご参考ください。


以下が編集後の写真です。
前立て部分が強調されて、見やすくなった様に感じませんでしょうか。

この写真をDG.NET SaaSので使用する刺繍デザイン用画像にする予定です。

Step 5:画像に文字やマークを追加する

画像に文字やマークを入れることも、商品説明や販売促進において有効です。

私は刺繡可能な範囲(刺繍エリア)を明示するために、画像に文字やガイドを加えています。

刺繍エリアを示すガイドラインを追加
前立ての刺繍可能範囲を視覚的にわかりやすく表示します。
使用ツール
Illustratorを使って、画像に文字やマークを挿入しています。

これにより、お客様に商品の刺繍エリアをより正確に伝えることができます。

まとめ

今回は「写真を撮る」でした。商品の写真は、お客様が購入を決める際の大きな判断材料となります。撮影の工程を丁寧に行い、商品の魅力を正確に伝えることがネットショップ成功の第一歩です。
次回は、撮影した以下の写真を使って商品登録を行う方法をご紹介します。
どうぞお楽しみに!

また、この記事やDG.NET SaaSについてご質問や気になる点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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